保育日記

報恩講

 今日、明日と古川保育園の母体である光讃寺では『報恩講』が行われます。『報恩講』とは、浄土真宗の宗祖親鸞聖人のご命日の11月28日に行われる大切な仏教行事です。当寺では、毎年12月3・4日に行われます。今年は1日目の今日、きく組さんが報恩講に参加してきました。
 きく組さんは昨日、保育士から親鸞聖人についてのお話を聞いたり、 『命があなたを生きている』 というパネルシアターをしてもらったりして “予習” をして臨みました。
 
 午前中、園長より本堂にてお話を聞いた後、寺の座敷で『お斎』(精進料理)をいただきました。
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 話は難しい内容でしたが、皆静かに聞いてくれました。「命」について、「生きている」ということについてみんなで一緒に考えました。そして、日々の生活の中で「ありがとう」「ごめんなさい」と言える人であってほしい・・・云々のお話でした。・・と同時に、私たちは、たくさんの命をいただいて生きている身であることもお話したつもりですが、難しいですね・・。
 
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 お昼からは再び本堂にてお参り。毎日歌っている「のんのののさま」の歌を歌い、「ちかいのことば」を皆で唱和。そして自己紹介後「ドレミの歌」「どんぐりころころ」の歌を披露し、最後に皆さんと「恩徳讃」を歌って終了。
 
 短い時間でしたが、いつもと違う雰囲気の中で少し緊張した子もいたかもしれませんね。参列されていた皆さんも、始終笑顔で見守ってくださり、和やかなひと時でした。