保育日記

節分

 「♬ 鬼はうちったら、鬼はうち~ 鬼はうちでひきうけた~♪♫ 」・・・と、子どもさんたちが歌っているのを聞かれて変だな~と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。そう、当園では節分の時期、この歌を歌うのです。これは、作詞:新沢としひこさん、作曲:中川ひろたかさんの、子どもたちが大好きな歌『鬼はうちでひきうけた 』 です。
 ふつうは豆まきのとき、「鬼はそと、福はうち」と言いながら豆をまきます。でも、「鬼もうち、福もうち」 どんな逆縁もしっかり受け入れて、たくましく生きていきたい。この歌も、ユーモアたっぷりに鬼とともに問題を解決していく歌なんですね・・。
 嫌な出来事とか、病気とか、自分にとって都合の悪いものからは逃げたくなるもの。でも、それを受け入れながら明るく前向きに対処していこうと思う気持ちが大事。この 『鬼はうちでひきうけた 』の歌のように、ユーモアをもって生き抜いていけたらいいなあと思います。
 また同時に「鬼」は私たちの心の中にもいるもの。怒りんぼうの鬼、意地悪な鬼、人を妬む鬼、泣いてばかりの鬼、いろんな鬼が自分の中にはいることを保育士からお話してもらって、自分自身に向き合えたいい機会にもなったと思います。
 お話のあとは、保育士による寸劇『鬼のケーキやさん』
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