保育日記

鏡開き

 保育園では、毎年1月の10日前後に、餅入りぜんざいのおやつがあります。ほとんどの地域で1月11日ごろに鏡開きをされるようですが、当園でも、この時期に合わせて餅入りのぜんざいをいただくのです。
 しかし、子どもたちに“鏡開き”の時期に合わせて・・と言ってもわからない子がほとんどだと思います。そこで、お寺の本堂にお供えしてあったおもちをひいてきて、今日それを切って“鏡開き”をしてぜんざいに入れていただくことにしました。
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 おもちはかなり固くなっていて、切るのも大変そうでした。実はこのおもち、お店で買ったものですが、一応ちゃんとした丸いしっかりとしたおもちです。最近では、2段重ねのプラスチック製のおもち型容器の中に、個別包装したおもちが何個か入っているものが多いようですよね・・・
 時代とともに何でも簡略化されて、でも形としては残したい・・といろんなものが出回るのですね・・。私が子どものころは、年末に家族全員でおもちついて、丸めてました。子どもが丸めるので、しわしわの鏡餅ができたりして。・・・と、郷愁とともに複雑な思いにふけりながら、おやつのぜんざいをいただきました。とってもおいしくて、つい、おかわりをいただいてしまいました[emoji:i-277]