保育日記

ごあいさつ

 しばらくブログの更新をお休みさせていただいていました。
 実は、7月30日未明に、私の実父、古川保育園の前理事長で、前々園長が亡くなりました。7月31日にお通夜、8月1日に密葬、同5日に本葬を無事に終えました。たくさんの方々にご会葬いただき、心より感謝いたします。
 
 父は、当園の母体となる真宗大谷派 光讃寺の住職を務めながら、長きに渡り古川保育園の運営に携わってきました。理事長として、園長として、本当に保育園の仕事が大好きのようでした。平成16年の7月に園長職を退いてからも、3年ほどは、朝・夕、保育園の送迎バスの運転もしていました。そして、今年の5月に理事長を交代するまで、常に保育園を見守ってくれていました。
 そんな父も、ここ1~2年ほど体調を崩し、今年1月からは、いろんな病院を転々としました。最後の方は、病院のベットに横たわりながらキョトンとした目で見つめてくれても、しゃべることもうなずくこともできない状態でした。そんな中、入院先の病院で81歳の誕生祝いをした数日後に容態が急変しました。7月30日の朝方3時過ぎに病院から電話があり、駆け付けた時には既に息を引き取っていました。ほっぺを触ると、まだ温かく、本当に眠っているようでした。父とはよくケンカもしましたが、寝たきりでも生きていてくれただけで心強かったので、今とても寂しいです。
 生前、ご縁のあった皆さま、本当にありがとうございました。これからも、父の児童福祉に対する想いを引き継ぎ、古川保育園職員一同、誠実に、そして温かい気持ちをもって、保育の仕事を頑張っていきたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
     
   平成19年 7月頃撮影。この1か月後位にバスの運転も引退しました。
 この写真は、朝乗車前にバスをチェックして、運転日報に書き込んでいる様子だと思います。バスの運転は本当に好きで、引退するのはとても残念そうでした。保護者の中にも、父の運転で、毎日古川保育園に通園されていた方も多いと思います・・。