保育日記

カササギの巣作り

     
 1月後半くらいから3月にかけて、園庭の桜の木にカササギが巣をつくりました。毎日、毎日、園児のいない時間帯を見計らっては、2羽が協力し合って巣作りする姿はとても感動的でした。その共同作業にあまりにも心打たれたので、この期間、こっそりウォッチングしていました。
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 1羽のカササギがまず飛んできて、「カチカチッ!」と鳴くと、もう一羽がどこからともなく飛んできます・・。そのくちばしには長い枝キレが・・。それを上手に巣に突き刺し編んでいきます。
 合間には、ちょっと休憩・・ 園庭に降りてきて、水浴び。
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   そして、約1カ月をかけて、こんなに大きな巣ができました!
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 カササギは、佐賀平野と筑後地方の限られた地域に生息していて、『天然記念物』に指定されているそうです。最近では、多くは電柱に巣作りするそうですが、当園には、時々桜の木に巣作りにやってきます。今回は、数年ぶりの巣作りでした。
 そのカササギたち、巣作りが終わったら、とんと姿を見せなくなってしまいました。たま~に飛んで来ては、高い位置から巣を覗いてまたどこかへ飛んでいきます。そのうち、卵を産みにやってくるのでしょうか・・? それとも、また違うところに巣を作って引っ越ししたのでしょうか・・? しばらくは、目が離せません~!