保育日記

報恩講 おとき(きく組)

 昨日、今日と、当園の理事長が住職を務めている光讃寺では、「報恩講」という一年のうちで最も大切な行事がありました。
 「報恩講」とは、簡単に言うと、浄土真宗の宗祖 親鸞聖人のご命日の法要のことです。毎年、年長組の皆さんは、この「報恩講の」2日目に、本堂でお参りした後、お座敷でお斎(おとき)をいただきます。
 今日本堂では、お参りの後、親鸞聖人についてのお話、引き続き「ありがとう」「ごめんなさい」を言える人になってほしい、そして命を大切にしてほしい・・・、というお話を聞きました。・・と同時に、私たちは、たくさんの命をいただいて生きている身であることもお話したつもりですが、難しいですね・・。でも、いつか、今日のことを思い出して、そこでまた考えてほしいな・・と思います。
 
 ・・いよいよ楽しみにしていた『お斎』

 緊張気味に・・「いただきます」 
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 日ごろ食べなれない精進料理のせいか、なかなか箸が進まない子もいましたが、中には何杯もおかわりする子も・・。
 食事のあとは、ご門徒の皆さんと一緒に本堂でお参りをして、歌を披露しました。
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 前園長とともに『三帰依』。 『ほとけさま(のんの ののさま)』
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 『幸せなら手をたたこう』
 この後、皆さんと一緒に『恩徳讃』を歌い終了しました。いつもと違う雰囲気の場所で、少し緊張した子もいたかもしれませんね。子どもなりに、今日はふざけてはいけないと思ったようで、まじめに過ごすことができていました。 参列されていた皆さんも、始終笑顔で見守ってくださり、和やかなひと時でした。